投資の基礎
今日は投資の基礎の話。織田は前の会社の新入社員時代に株とFXをやってて経営企画部だったので意外や意外、この手の分析は得意!
いつリーマンショックが来てもいいように、記事にまとめたよ!
過去の投資に関する基礎記事
初めての株投資のメリット、学び、銘柄の選び方 - パンダは地球を救う
投資をする上での、まず簡単に今の世界情勢
基本は2019年8月現在は、円安で日本の企業は安定的。
最近他のニュースでいうと、韓国をホワイト国除外したから韓国への輸出が減るのと、
イギリスがEU離脱するから、イギリスへの輸出入はドイツに移る。
日本の輸出と輸入
じゃあ上のようなことが起きるとどう影響するか?
こういう分析をするときは上のような状況を羅列して、日本にどんな影響が受けるか知るために、今の日本の状況として、まず輸出入の貿易統計をみる。
貿易統計見やすいページがあるからこちら参照!
日本の主な輸出入品 | JFTC キッズサイト | JFTC - 一般社団法人日本貿易会
簡単にまとめると、日本は
輸出
自動車、半導体、鉄鋼、プラスチックなどを中国、アメリカ、韓国、台湾、などに多く輸出
輸入
やすい労働力を活用した衣類や製品、天然ガスや石油、食料などを中国、アメリカ、オーストラリア、サウジアラビア、韓国、UAEなどから輸入
している。
日本への輸出入の影響
日本は韓国へは半導体やプラスチックなどを割と多く輸出してるから、ホワイト国除外することによりここは影響あるかもだけど、
イギリスの離脱に関しては、イギリスへの輸出入は少ないからここはそこまで影響は少ないかも。
個別の企業ベースで、イギリスに支社がある会社はドイツとかにどんどん移るのでそのコストはかかる。
他、日本に影響のあるような世界情勢
他にもこんなことが起きると、影響が出る。
- アメリカと中国がどんな関係になるか
- 石油を保持してる国(アメリカ、サウジアラビア、UAE)と各国の関係
によって
- ドルの値段の上下
- 石油価格の上下
が起きて、
それによって
- 輸出入の多い企業への業績影響
- 石油を原料にしてる会社
- 石油を多く使うモノを作る会社
は業績に影響される。
政情不安時に起きること
そして世界情勢が色々と変わると、安全策を取る人が増える!
つまり
- 無駄なものは買わない
- 投資や新事業がたたない
- 採用人数を減らす
- 安全な通貨を買う
この安全な通貨で、多くの場合は、日本円やイギリスのポンド帰結することが多い。(その事情によるけど)
その世界情勢の影響が少ない通貨に、お金が移動することが多い。
だからリーマンショックの時は、ドルを売って、日本円を買う人が増え、円高になった!
と同時に、企業業績は下がると思われたからみんな株を売り、これまた日本円を買う動きに!
こんな感じがざっくりいうと投資をする上で知りたい基本知識。(考え方にもよるけど)
2019年令和元年、今後どんな動きになる?
そして、じゃあ今後どうなる?らという話。
これは色んな情報を得た上での織田の予想。
色んな情報を見てて思うのは、今もしかしたらバブルかもしれないということ。
大企業の金余りと投資
まず日本に関しても、大手企業は業績良くて、割と金余り状態。
それによって起業家やスタートアップへの投資がどんどん増えてる。
これはいいかもだけど、問題は、その投資に実体があるかどうか。
今あるリスクとしての過剰投資
投資って、その会社の可能性に賭けるもの。
その時に実体と異なる投資が生まれるのは
- 投資側の経験値が低い
- 投資側がカネ余りしてる
- 投資側が過剰投資してる
そして実際この3点は今、割と起きてる!
日本だけ見ても、大手企業で、利益はあるけど、新事業のタネやネタがなくて、
社外のアイデアやリソースに投資する流れが出てきた。
これは日本の起業家にとってはいいことだし、世界に遅れをとっていた日本のスタートアップにとっても追い風!
ただこれは意外とリスクにもなる。
日本のスタートアップ投資額
ここでも書いたTech Crunch Tokyo 2018 Day1の様子 - パンダは地球を救うけど、
日本の投資額が増えるのは昨年辺りぐらいからだったんだ!
アメリカや中国ではこれはかなり前から起きていた現象で、総額もかなり大きい!
投資リスク
ここで問題になるのが、
その実体(スタートアップの実力)と、投資額が見合ってない場合、
スタートアップが上場した時に投資してくれた会社へお返しをする際に、お返しのパーセント(バリエーション)が高かったり、実態にそぐわない投資がたくさん行われていたとしたら、
それらはリーマンショックの時のように
歪になって積み重なる。
そして、このバリエーションはスタートアップ企業がIPO上場した時に投資家さんにお返しするんだけど
その上場が起きる前にバブルが弾けたら、多くのスタートアップ企業は倒産する。
しかもスタートアップは、価値を高めるために赤字を出し続けながらもキャッシュフローを回して事業をすることも多いからこそ、
いきなり金回りが悪くなると倒産するところも多くなる。
それによって
- スタートアップが倒産
- 貸し倒れが起きる(投資家や投資や融資してる銀行や企業)
- スタートアップ企業の採用が減る
- 大手企業に再度採用が集まる
- 大手企業はリスク回避のため採用を減らす
- 仮想通貨スタートアップも場合によっては倒産
- 金回りが悪くなり、節約ムード
- 円高になると
- 輸出入企業の株価下落
などが予想される!
ただ、日本の企業はリーマンショックを経験してるが故に、そういった過剰円高にも備えている企業も多いから、
意外と影響はすくないかも?
影響が多いのはスタートアップとか、
あとは、日常生活や個人投資などへの影響が大きいと思う。
じゃあどうすればいいの?
これも完全に織田の意見でしかないけど
ドルは円にしておいて、ドルが安くなるのを待つ。いずれまたがあると信じる。
ショックがある前やあった後にイーサリアムなどの信頼性の高い仮想通貨に資産を移す。
仮想通貨に関する記事はこちら
猿でもわかる仮想通貨・暗号通貨の基本と各コインの違いとは? - パンダは地球を救う
国内で販売してる内需企業の株を見ておき、ショック前や直後に買う。
とかじゃないかなーと思う!
織田はドル預金を毎月してましたが、日本円に変えておこうと思います!
あとは、生活面では、ベースの収益基盤はこれから1-2年ぐらいで安定化させておく方がいい気がしています!
とまあ、織田が家族のお金のことを考える時はこんなふうに考えてます!
プロでもなんでもないので1意見として、そして考え方の参考として使ってくださいな!