アートの街メルボルン〜〜〜!
ここは路上ライブペイントからグラフィティ(スプレーペイント)までアートで溢れているよ!
織田はオーストラリアでは最高1日に3万円分絵を売ることもあるほど、アートに寛容!でも世界のアート市場ってどんぐらいなんだろう?と思って調べてみたよ!
- 世界一のアートマーケット市場を持つのは中国
- アートマーケット市場の購入者の70%が中国人
- アートマーケット市場:日本は?
- 国の税制でアートマーケットの規模は変わる
- 日本の土地の問題
- 経済成長中の国はアートを多く購入する
- 資産としてのアート
世界一のアートマーケット市場を持つのは中国
2016年上半期に「
世界では25万2000点を超える美術品が売買されて、
その結果世界のアートマーケット市場は、約65億3000万ドル(
そのトップ3がこんな感じ!
1位 中国 約23億1759万ドル(約2344.7億円) (35.5%)
2位 アメリカ 約17億4885万ドル(約1767.5億円))(26.8%)
3位 イギリス 約13億9941万ドル(約1414.4億円)(21.4%)
上位だけで83.7%!!!
しかも織田のいるオーストラリアも含まれていない!
世界のアート市場、やばいな!!!
アートマーケット市場の購入者の70%が中国人
しかも、発生している国ではなく、購入者に焦点を当てると、
なんと70%が中国人とのこと!
やはりGDPの伸びがある国は違うねー!
アートマーケット市場:日本は?
さあ日本は何位かというと
9位 日本 4566万3657ドル (約46.1億円)(0.7%)
世界の0.7%だけなんだって!
先進国の中では相当低いよ!
国の税制でアートマーケットの規模は変わる
その理由の一つとして、日本の税制があるよね!
アートの購入額が伸びている香港とかは、絵やアート作品を資産として持つことで節税対策になるなどもあってアートマーケット市場が大きい!
その反面日本だと、絵やアートを資産として持つことは税金面でも保管面でもすごくコスト!これは大きな要因!
日本の土地の問題
あとは日本のアートマーケット市場の一番大きな理由は、土地の狭さにあると思うんだ!
やはり巨大な絵やアート作品は一般家庭には置けないし、
平均所得が世界で17位という、先進国では少ないほうだから、
絵に対して払うお金も、広い家を持つための家賃を払うお金も捻出しづらい!
経済成長中の国はアートを多く購入する
日本も高度経済成長期は織田のいた会社の創始者(大原孫三郎、総一郎)みたいにアートを海外からたくさん買っていた!
これは資産的な面もあるとも思うけど、それ以上に文化的な面や思想的な面での購入をしていた、とても理想的な形だったと思うんだ!
でも今は、人口も減少して経済が横ばいになっていて、アートの購入は減っているよね!ただ、最近ではZOZOTOWNの社長さんによる購入とかは大きな額だったね!
その反面、中国はやはり経済成長とともにアート作品にお金をかけているよね!
資産としてのアート
ただ、絵が高く売れればいいかといえば、織田としてはあまりそうは思わないんだ!
というのも絵を「お金」「資産」としてみてしまうと
- 将来価値が上がるから
- 節税になるから
- 知名度アップになるから(購入した側の)
という、 本来の絵やアートの価値である
感動させることとか、新しい概念を持ち込むこと
とは別の判断基準で取り扱われてしまって、
しかもそういった資産としての絵は
大富豪の倉庫の中で眠ってしまうこともある!
それだと、絵や作品の意味がすごく減っちゃって、
自由でフラットなはずのアートだと思うのに
見ることができないものになってしまったり
本来それを一番欲しがる人(金銭面でなく、純粋に感動したからという理由で)のもとではなく、お金を一番持っている人の元に行ってしまう、
ただ、画家側としても制作や生活のためにはやはりお金があると楽で、次なるチャレンジにもつながる
だからそういった、感動としての純粋なアートのまま高く売れると嬉しいけど、
資産としてのアートとして売られることに対してはジレンマがある人もたくさんいると思うんだ!
とこう色々書いたけど、
織田もまずそれぐらいの価値で取り扱われるまでにならないと本当に世界は見えないんだろうね!^^
ニューヨークもそんな遠くない未来に行くし、もっと世界見るぞー!