昨年から「古武術」を習っているオランダ育ちの織田だよ!
新渡戸稲造さんの『武士道』を今更ながら読んで感銘を受けまくってるんだけど、その中でも特に感動した「敵に塩を送る」について!
単純に言うと、
おいお前どこ中だよ?
は!?社会人だわ。無職だけど
は!?生意気な口きいてんじゃねえぞ中二病野郎が!
ちょ待てよ!お前おにぎり食べるか?
え!、、、いいのかよ
うん、いいよ、家に明太子余ってたから作ってきちゃってさ
おい、お前いいやつだな
ってことなんだけど、
ワンピース(漫画の方ね)とかドラゴンボールのベジータにも見られる、敵への敬意が現れたエピソードとともに「敵に塩を送る」ことの美しさ解説していくね!
・関連記事:ホームレス小谷さんや織田に、和服でスタイリングアートをしてくれたスタイリストyayoikoさんへの依頼はこちら
武士道と古武術での究極は「戦わずして勝つ」
古武術は昔の武士の戦いで使われた武術!つまり武士道と直結するんだ!
そんな古武術で最も美しく、究極系とされるのが「戦わずして勝つ」!
相手がひれ伏したり、相手と和解をしたり、敵ながら天晴れとして下についたりと、日本の戦いの根底にはそういった美しさと平和の種があったんだね!^^
武士道の美学では大将の首を取れば戦は終わる
そもそも、武士同士の美しい戦いでは、
相手の大将の首を取れば戦争が終わる
究極、その大将同士の一騎打ちで決まるわけだ!
今の戦争でも、
国民巻き込まずにトップ同士で殴り合いして決めてくればいいのにな〜
でもそこには「自分の信頼すべき大将」がいるから
部下はその大将を支え、守るために戦うし、
その大将がやられたら、潔く降伏をするんだって!
「敵に塩を送る」美しさ
戦国時代に越後(今の新潟)の上杉謙信と甲斐(今の山梨)の武田信玄との争いの際、
内陸に入る武田信玄が北条氏(今の神奈川)からの塩の流通を断絶されたことによって塩不足で兵力が弱まってたんだって!
武田信玄っていうのは、徳川家康が唯一負けた相手と言われるほどに最強と言われた武将!
そんな武田さんを最大のライバルと見ていた上杉さんは弱った敵を倒しても美しくないというベジータや悟空、ルフィ、さらにはタイガーウッズなどにも見られる武士道的美しさから、
武田信玄に塩を送ったんだって!
このエピソードで生まれた言葉が「敵に塩を送る」なんだって!^^
敵に塩を送ることによって起きること
武田側に塩を送ることによって、武田側も相手への感謝を持ちながら「敵ながら天晴れ」な状態で、相手に全力で向かうことができると思うんだ!
敵に塩を送ることっていうのは懐や器の大きいリーダーだからできることであって、このThoughtfulness(仁)とあるべき姿を求める姿勢(義)が敵をも尊敬させる、「戦わずして勝つ」ために大事なことなんだな、と思うんだ!
敵を憎んでいる間はまだその敵と対等のレベルか、相手以下の未熟な精神状態なんだなーと改めて思わされたよ!
ちなみに織田の使用している良質な天日干し塩はこちら(余談)
海外の人に説明できる
こうして武士道を読んだけど、これはオーストラリアの画家旅前に読んでおきたかったな〜と改めて思ったよ!
この本には他にも
・切腹の意味
・「つまらぬものですが」などの型にある本当の意味
・腹を割って話す、切腹、腑に落ちるなど「腹」を大事にした意味と日本人の体の使い方
・「勇」「誠」などの日本の美学について
など、日本人が大事にしていたことがまだまだたくさん書いてあるよ!
短いしわかりやすい本だから、ぜひお手に取ってみて!
義に従って行なった勇は、
— ArtistODA@ハイチルリスト (@Artist_ODA) 2017年4月28日
必ず大きな成長と学びを与える
織田もクラファンで資金を集めて、
会社を辞めて妻とオーストラリア旅に出る勇気を出したことで
今日々ものすごい精神的な成長の機会をいただけてる、
感謝!!!