この前ミスチルのライブに行って感じたんだけど、音楽ってお客さんとのやり取りがすごく多いのに対して、絵はお客さんとのやり取りがとても少ない!
「ライブペイントは?」という意見もあるけど、現実問題ライブペイントの要素を洗い出すと、ちゃんと戦略を立てるorエネルギー量が必要なものだから
そう簡単に「じゃあライブペイントだわ」と言えるほどのコスパ感覚ではない。
なので今回の記事では
- ライブペインティング自体をどうすればより効果的に広げられるか
- ライブペイント以外にお客さんとの接点と会話を多くする方法はないか?
について考えてみたよ!^^
織田は路上で絵を描いて多くのことを学んだからこそ、
- より軽い形でライブペイントできるようにしてもらいたい
- 織田と同じ失敗を繰り返してほしくない(要素を事前に把握してほしい)
- これまでの概念を壊して創り直してほしい
という思いで今回書きます!
今行き詰まっている人の何らかのひらめきや足しになればなと思います!
- 作品を届ける上での前提
- ライブペイントのメリット
- ライブペイントのデメリット
- ライブペインティングと歌のライブの比較
- ライブペインティング後に作品が残って困らないための対応策
- ライブペインティングをする理由は告知と接点
- ライブペインティングの常識を変える
- ライブペインティングや絵の展示をインタラクティブにしたい
- 「ライブペインティングを見直す」のまとめ
- 織田のLINE@はこちら!
- 芸術界の常識を壊す会議も行ってる織田の表現者サロン
【ライブペインティングのメリット&デメリット】
— オダッチ(織田 尭)@芸術家クラファン中 (@Artist_ODA) 2017年8月29日
メリット
・ライブ感(迫力、タイムリー)
・お客さんとの対話
デメリット
・収益性
・コスト(時間+画材)
・完成作品の行方
・体力消耗
音楽と比較
・届ける範囲の違い
・"ながら"でお客さんと会話できる量の違い
・モノが残る
関連:スプレーペイントでライブペインティングするための方法
バスキングでスプレーアートをお勧めする理由 - パンダは地球を救う
作品を届ける上での前提
インターネットが普及して、お金に目がくらんだ人らがお金でお金を回す時代、
良質な情報もあるけど、お金で「情報を回す権利」を得て無駄or空虚or詐欺的搾取的情報が世に回っているのも事実!(そういう人は長い目で見れば駆逐されると思うけど)
その中でも発信力の面に課題がある人が多い芸術家たちは、昔以上に「作品を届ける」ことを意識しないと作品は届かない。
- 作品が届かなければ、その人の世界ではないのと同じだ
- 作品が届いても、心を動かせなかったら想いは届かない
だからこそ、まず芸術作品はお客さんとの接点が多く持つことがとても大事で
そこから、絵を置いておくだけという一方通行な問いかけだけでで感度の高い人にのみ届けるのではなく、心に届ける工夫が必要!それを踏まえてライブペインティングの要素を洗い出して、今の時代に合うための方法を提案するね!^^
▼作品を届けるために知識盛りだくさん!革命のファンファーレはこちら
ライブペイントのメリット
ライブ感
目の前で完成されていく「ストーリー」を見せられることはお客さんの感情を動かしやすい!そしてその画家が描く姿そのものが非日常であり、アートになる点が魅力!
それを動画やliveなどかけ合わせることで届ける範囲が広がると思っていて、そういった戦略も大事!
お客さんとの対話
絵の展示だけだと発生しにくい、お客さんとの対話が生まれる!それに加えて、お客さんの参加型にすることで、ものに溢れてる時代がゆえに「参加したい/作りたい」という感情をも刺激できる!
これからはこうした「余白のデザイン」も要になるね!一人で100点を取る時代ではなく、みんなで0→1を作り出す時代!
学力テストの方式はもう古い!(単発の知識なんてネットで調べればいい、代わりに物語的知識を学ぶべき)
ライブペイントのデメリット
時間がかかる
絵の場合は完成までに時間がかかる!その間お客さんをそこにとどめておく「何か」が必要だし、お客さんの興味も常に集め続ける必要がある!
つまり描く工程が面白くなければ離れていく!
これからの時代を担う、ミレニアル世代やZ世代と言われる若者世代は一つのものに意識を向ける時間というのは極端に少ない!だからその人らの注意を引きつける何かがないとライブペインティングも退屈でしょうがないと思われるよ!
時給が低い
上にも繋がるけど、ライブペインティングは時間がかかる割に身入りが少なすぎる!だから
- 時間を削る
- 身入りが多くなる仕掛けが必要
- ライブペインティングを入り口にして、ちゃんと作品を届けるための導線を作る
などを意識しないと、労力消費の割に届けられる人も少なく、自分の活動継続性の首をしめるだけになってしまう!
作品でかければでかいほど迫力がある反面、でかいことで困る
ライブペインティングは迫力が大事な要素!
でも迫力を出すために作品が大きければ
- 作品の行方が限定される(日本の家だと飾れない=貰い手が少ない)
- 自分の部屋に置くと自分の活動範囲が狭くなる(そんなにたくさんの回数できない)
つまり、作品の行く先を決めておくか、小さくても迫力のある方法や、リサイクルできるような方法などを考えておくことと作品の広がりも、自分の首締め抑制もできるね!
手間や画材もかかる
大きなライブペイントをする場合月に6回もすれば割とヘトヘトな上に、手間や必要な画材の量もかなり多い!だからこそ
- 時間を短くする工夫
- 画材を安くする工夫
- 画材代を確実に取り返せる工夫
が大事!
▼参考:スプレーでライブペインティングに必要なものまとめ
スプレーアートに必要な画材や備品まとめ - パンダは地球を救う
ライブペインティングと歌のライブの比較
絵は歌に比べて、「ながら」ができない
歌の場合は歌いながらとか、手拍子をしながらとかお客さんの相手ができたり、手を振ってお客さんと一緒に乗ったりできるけど、絵の場合は、目も手も絵の方に向いてしまう!
ここをどうカバーするか!
絵は歌に比べて短い範囲しか届かない
歌の場合は多少遠くにいても、感動や価値を届けたり、ライブパフォーマンスをしていることを伝えられるけど、絵の場合は見える範囲しか届けられない!
なので織田の場合は事前にディジュリデゥという楽器を吹いたり、スピーカーで音楽を流して、より広くの人に届くようにしてるよ!
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ものが残る
これは良い意味でも悪い意味でも捉えられるけど、
ものが残るからこそ、人々に渡せられればそれは形として思いが残るけど、自分で持って帰る場合は、作品が増えるほど部屋が狭くなったり、運ぶのが手間になる!
ライブペインティング後に作品が残って困らないための対応策
- 小分けできるようにする
- 小さくコンパウトにする
- 一気に収納できるようにスーツケースで持ち運び、スーツケースを投げ銭入れにする
- 小さい木箱に入れてまるごと展示したり、たためるようにする
▼ライブペイント時に重宝!スーツケースにコンパクトに収められると便利!
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ライブペインティングをする理由は告知と接点
一見、ライブペインティングはデメリットの方が多いように見えるけど、実はライブ感ほど直接的に伝わる方法はない!
その分実力や、やる気、本気度や届けるための工夫など、お客さんに感動や価値を届けるには?の全てがライブペインティングを通して学べるよ!
そういう意味では一番相手に直接伝わるし、直接対価を届けることほど、ビジネス面や価値を届けるという面でもこんなに良い学びの機会はない!
そういう意味ではライブペインティングは
- 一番純粋な商売を学べる場所
- 一番直接絵の価値を伝えられる場所
であって、だからこそ、ライブペインティングで出会った人とちゃんと
- facebookなどで友達になる
- メルマガやLINE@などに登録してもらう
などして、出会ったご縁を大切にしたり、ファンとのご縁がしっかり繋がるように意識しよう!
ライブペインティングの常識を変える
これまでのライブペインティングを覆すにはどうしたらいいかな?と考えた時に
上に書いたようにスーツケースや収納の仕方を工夫して、
・一瞬でセッティングやパッキングができるように、持ち運びを簡単にする
・決済をクレジットカード対応させるなどもあるね!
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あとは
- 見ている人も参加できるライブペインティング
- QRコードがあればその場でオンラインショップで買い物がで切ることで荷物を減らす
▼3分で自分のオンラインショップが作れるBASE
- QRコードがあればその場でグッズが買える
▼グッズ作成で織田が使っているオリジナルプリントオススメ!
あとは、変わった素材で書いたり、大道芸っぽくしたり
描くスピードを早めるためにスプレーを使ったり
まだまだメスを入れられる部分はたくさん!
▼スプレーをオススメする理由
バスキングでスプレーアートをお勧めする理由 - パンダは地球を救う
ライブペインティングや絵の展示をインタラクティブにしたい
あとは、絵のメスを入れられる部分としては
- 絵を飾っている間、絵→お客さんという一歩通行じゃなくて、お客さんの意見も聞ける
- お客さんが手を加える「余白」を残す
- お客さんがシェアしたくなるような遊びを入れる
- 何かをすることで絵が変わったり動いたりするインタラクティブさ
そういった意味で、絵の展示ってまだまだ進化できると思うんだー!
織田ももっと実践していくぞー!
みんなでライブペインティングや絵の展示の枠を超えて、デメリットを力に変えよう!^^
「ライブペインティングを見直す」のまとめ
中には絵を描いて売っていたり、ライブペインティングで食えている画家さんもいるはず!なのでこの記事は
- 絵を描いたら売れる
- ライブペインティングをしてれば暮らせるような環境にいる
という人向けではありません。
なかなか手間がかかったりするけど、ライブペインティングは楽しい!そして、一番学びが多い場所だと思うんだ!
そういう意味で、ライブペインティングで成長して、ライブペインティングの形をもっとこれまでの限界を超えたものにしていきたいね!^^
織田のLINE@はこちら!
芸術界の常識を壊す会議も行ってる織田の表現者サロン